金のフレーズと銀のフレーズは、どっちがオススメなの?
TOEIC400点以上なら金フレ、400点以下なら銀フレから始めるのがオススメです。
金フレと銀フレ、どちらが自分にあうのか気になりますよね。レベルが高すぎて買い直すのも嫌ですし、レベルが低すぎると勉強になりません。選択を間違えると、3ヶ月後も同じスコアのままかもしれません。
この記事を読むメリット
金フレ・銀フレの違いを知ることができ、自分にあった単語帳を選ぶことができます。そのため、レベルが合わず2冊目を買い直す無駄もなくなります。
【概要】金のフレーズとは?銀のフレーズとは?
金のフレーズとは?
金のフレーズとは、AmazonでベストセラーになっているTOEIC用の単語帳で、多くの受験者が活用しています。
金のフレーズに収録されている単語は、本当にテストに出るため「あ、また金フレで覚えた単語だ」と助けられた経験が何度もあります。
金のフレーズの概要をもっと知りたい人は、TOEIC850点が金のフレーズの概要から評価まで徹底解説!を参考にしてください。
銀のフレーズとは?
銀のフレーズとは、金のフレーズの姉妹本で、金フレよりも初心者向けの単語帳です。
中学や高校で「英語をサボった」心当たりがある人は、銀フレの方がオススメです。
【比較】金のフレーズと銀のフレーズの違い
次に、金のフレーズと銀のフレーズの違いについて解説します。
金フレ | 銀フレ | |
レベル | 500点~ | 300~500点 |
目標スコア | 800点 | 600点 |
単語数 | 1000語+a | 1000語+a |
値段 | 979 円 | 979円 |
オススメ度 |
金フレと銀フレのレベル感は?
金のフレーズはTOEIC500点以上、銀のフレーズは300点~500点を1つの基準にするのがオススメです。
金のフレーズ | 500点~ |
銀のフレーズ | 300~500点 |
筆者は上記の読者を想定しているようですが、個人的にはTOEIC400点以上あるなら、金のフレーズを始めていいと思います。
TOEIC400未満の人は、金のフレーズでTOEIC用の単語を覚えるよりも、銀のフレーズで基礎単語から学ぶ方が効果的です。
基礎単語も知らないのに金フレから始めるのは、筋トレ初心者がボディビルダーと同じ重量でトレーニングするようなものです。最終的には上級者を目指すにしても、まずは基礎から学ぶのがオススメです。
金フレのレベル感は、金フレだけでTOEIC何点取れる?効果があるまでの期間は?で解説しています。
金フレか銀フレか迷うなら
金フレか銀フレかで迷うなら、金フレに出題される基礎単語をどれだけ正解できるかテストしてみるのがオススメです。
リンク先に移動すると、金フレに出題される単語が表示されるため、どのくらい単語を答えられるかテストしてみてください。
半分以上を正解できるなら金フレレベルですが、半分以下なら銀フレがオススメです。
半分以上わかる | 金のフレーズ |
半分以上わからない | 銀のフレーズ |
金のフレーズのレベル感は、金のフレーズは初心者にオススメ?レベルや難易度を解説!を参考にしてください、
金フレと銀フレの目標スコア
金のフレーズの目標スコアは800点、銀のフレーズは600点と考えています。
金のフレーズ | TOEIC800点 |
銀のフレーズ | TOEIC600点 |
ですが、金フレを使ったから800点を取れる、銀フレだと600点までしか取れないという意味ではありません。
金フレと銀フレで学べるのは単語だから、文法やリスニング対策もしないと意味がないです。
金フレと銀フレで学べる単語数
金のフレーズは、見出し1000語+重要443語+a(関連語や類義語)で構成されています。
600点レべル | 400語 |
730点レベル | 300語 |
860点レベル | 200語 |
990点レベル | 100語 |
パート1 重要語 | 100語 |
部署・職業・専攻名 | 95語 |
前置詞・接続詞・接続副詞 | 40語 |
多義語 | 88語 |
定型表現 | 120語 |
合計 | 1443語+a |
一方、銀のフレーズは、見出し1000語+重要380語+a(関連語や類義語)で構成されています。
基礎の400語 | 400語 |
頻出の300語 | 300語 |
必須の200語 | 200語 |
発展の100語 | 100語 |
設問に出る単語・表現 | 25語 |
パート1 重要語 | 50語 |
注意すべき日常単語 | 53語 |
前置詞・接続詞・接続副詞 | 47語 |
部署・職業・専攻名 | 105語 |
定型表現 | 100語 |
合計 | 1380語+a |
そのため「金フレの方が多くの単語を学べる」ということはなく、どちらの方が自分のレベルに適しているかが重要です。
自分の語彙力をテストしたければ、あなたの語彙力診断を参考にしてください。
金フレと銀フレの単語は重複してる
ちなみに、金フレと銀フレの単語は、558語重複しています。
558語も重複しているなら、どっちをやっても同じですか?
重複してる単語でも例文は違うし、例文に使われる単語レベルも違うから、どっちを選んでも同じということはないよ。
金フレで前の方に収録されている単語が、銀フレでは後ろの方の単語であることが多いです。
金フレ最初の単語は”anyway”ですが、銀フレ最初の単語は”begin”です。
この2つの単語をweblioで検索すると、客観的な単語レベルがわかりました。
anyway | TOEIC350点以上 |
begin | TOEIC220点以上 |
どちらもスコアの低い単語ですが、1番最初に学ぶ単語でもレベルの差があるようです。
金フレと銀フレの値段
金のフレーズも銀のフレーズも、値段は979円(Amazon)です。
金のフレーズ | 979円 |
銀のフレーズ | 979円 |
他の単語帳と比べると、若干安いくらいの値段です。
金のフレーズと金のフレーズどっちがオススメ?
銀のフレーズがオススメな人
- TOEIC400点未満
- 英語初心者
- 基礎単語から学びたい
- 高校で英単語を覚えてない
- まず600点を目指す人
銀のフレーズは、高校や大学受験で英語をサボってしまった人にオススメです。
いきなりTOEIC用の単語をやるよりも、基礎単語から覚える方が英語力が身に付きます。
金のフレーズがオススメな人
- TOEIC400点~800点
- TOEIC用の単語帳が欲しい
- 大学受験で英単語を覚えた
- 700点以上を目指している
- 長文が苦手
金のフレーズは、高校レベルの単語帳を1冊終えて、TOEIC用の単語を学ぶ人にオススメです。
英語にブランクがあり、多少抜けてる単語があっても、金のフレーズをやれば思い出すので問題ありません。
まとめ
金のフレーズと銀のフレーズの違いについて解説しましたが「基礎単語200単語」でどのくらい解けるかチェックすることです。半分以上わければ金フレ、わからなければ銀フレにするのがオススメです。