TOEIC対策には、金フレとDUO3.0はどっちがオススメですか?
TOEIC対策なら、金のフレーズがオススメですね。
とはいえ、DUO3.0を使っている人からすれば「こんなに素晴らしい単語帳なのに」と思うかもしれませんね。そこで今日は、DUO3.0と金のフレーズの違いと、なぜ金フレをオススメするのかを解説します。
【概要】金のフレーズとDUO3.0とは?
金のフレーズとは?
金のフレーズとは、TOEICに特化した単語帳でAmazonでもベストセラーになるくらい人気です。
金のフレーズに収録されている単語は、本当にテストに出るため「あ、また金フレで覚えた単語だ」と助けられた経験が何度もあります。
金のフレーズについてもっと知りたい人は、TOEIC850点が金のフレーズの概要から評価まで徹底解説!を参考にしてください。
DUO3.0とは?
DUO3.0とは、560本の英文で覚える単語帳です。
例文にユーモアがあり、出版年数は古いものの、根強い人気があります。
TOEICには金フレとDUOはどっちがオススメ?
TOEIC対策に、金のフレーズとDUO3.0のどちらかを選ぶなら、金フレの方がオススメです。
私もDUO3.0は大好きですが、やはりTOEIC対策にTOEIC用の単語帳がオススメです。
DUO3.0は、どちらかというと金フレ前の1冊で、大学受験などであれば超オススメです。
例文や構成は優秀ですが、DUO3.0に収録されている単語は、TOEICに出題されないのも多く、その辺が金フレを推す理由です。
金のフレーズとDUO3.0の違いは?
金フレとDUO3.0の違いを解説します。
金のフレーズ | DUO3.0 | |
レベル | 500点~ | 600点~ |
目標 | 800点 | 780点 |
構成 | フレーズ | 例文 |
単語数 | 1443語+a | 2569語+a |
出版 | 2017年 | 2000年 |
値段 | 979円 | 1,320円 |
金フレとDUO3.0のレベル感は?
著者の想定では、金フレはTOEIC500点以上、DUO3.0は600点以上のレベル想定となっています。
金のフレーズ | TOEIC500点~ |
DUO3.0 | TOEIC600点~ |
ですが、2つの単語帳を使った感想を言うと、レベル感はこんな感じです。
金のフレーズ | TOEIC400点~ |
DUO3.0 | TOEIC500点~ |
DUO3.0は、単語レベルはそこまで高くありませんが、例文を読む必要があるのでとTOEIC700点くらいは必要な気がします。
金フレとDUO3.0の目標スコアは?
金のフレーズはTOEIC800点、DUO3.0はTOEIC780点を目指せると思います。
金のフレーズ | TOEIC800点 |
DUO3.0 | TOEIC780点 |
ですが、金フレはあくまでも単語力だけの話です。TOEICスコアを上げるためには、単語力だけでなく文法など総合力を上げる必要があります。
金フレは単語力しか身につけないけど、DUO3.0を完璧にしたら800点近くの実力がつくと思います。
ただDUO3.0だけで800点を目指すより、他の教材も併用した方が効率が良い気がしますが。
金フレとDUO3.0の構成は?
金のフレーズはフレーズ、DUO3.0は英文で構成されています。
金のフレーズ | フレーズ |
DUO3.0 | 英文 |
金のフレーズ
金のフレーズは、左ページに例文、右ページに単語とアドバイス(関連語や類義語)で構成されています。
DUO3.0
DUO3.0は、1番上に例文、その左下に見出し単語、右に意味や関連語、1番下に日本語訳で構成されています。
金フレとDUO3.0の単語数は?
金のフレーズは、見出し1000語+重要443語+a(関連語・類義語)で構成されています。
600点レべル | 400語 |
730点レベル | 300語 |
860点レベル | 200語 |
990点レベル | 100語 |
パート1 重要語 | 100語 |
部署・職業・専攻名 | 95語 |
前置詞・接続詞・接続副詞 | 40語 |
多義語 | 88語 |
定型表現 | 120語 |
合計 | 1443語+a |
DUO3.0は、見出し2569語+2214(関連語・類義語)+aで構成されています。
見出し語 | 2569語 |
派生語・関連語 | 2214語 |
同意語・反意語 | 3083語 |
合計 | 7866語 |
単語数に関しては、金フレよりもDUO3.0の方が圧倒的に多いです。
金フレとDUO3.0の重複単語は?
金フレとDUO3.0の単語は、そこまで「重複しているな」という印象はありません。
DUO3.0に収録されてる単語数凄いのに、金フレと重複しないのですか?
DUOと金フレは、単語帳の目的が違うからね。DUO3.0を覚えたからと言って「金フレで新しく覚える単語はない」ということはありません。
金フレとDUO3.0の出版年数は?
金のフレーズは2017年、DUO3.0は2000年に出版されています。
金のフレーズ | 2017年 |
黒のフレーズ | 2000年 |
金のフレーズは、2012年に初めて出版されて、そこから何度もバージョンUPしてます。
DUO3.0はかなり古い単語帳ですが、今でも人気だからすごいですよね。
金フレとDUO3.0のサイズ感は?
金のフレーズは手のひらサイズ、DUO3.0は手のひらより少し大きいサイズです。
DUO3.0は単語数が多いのもあって、金フレよりも1.3倍くらい厚いです。
金フレとDUO3.0の値段は?
金フレは979円、DUO3.0は935円です。
金のフレーズ | 979円 |
DUO3.0 | 1,320円 |
DUO3.0は復習用のCDまで購入すると+1320円かかります。
DUO3.0は音声が無料出ないのはデメリットで、金フレは無料なのはメリットです。
金のフレーズとDUO3.0はどっちがオススメ?
DUO3.0がオススメな人
- 高校基礎単語を身につけた人
- TOEIC点数にこだわりがない
- 例文で英単語を学びたい人
- 文法や読解力も身につけたい人
- ユーモアな例文で単語を学びたい人
DUO3.0は、高校レベルの基礎単語後にオススメしたい単語帳(偏差値58~65)です。初心者には難しいですが、かなりオススメの単語帳。しかし、TOEIC対策には向かないかなと思います。
DUO3.0でも対策できるけど、TOEICに出ない単語や表現が多すぎます。
金のフレーズがオススメな人
- TOEIC用の単語を学びたい人
- パート5・6が苦手な人
- 高校レベルの単語を覚えている人
- 単語だけを学びたい人
- TOEIC400~
金のフレーズは、高校基礎レベルの単語を覚え、TOEIC用の単語を覚えたい人にオススメです。TOEIC800点までは、金フレで対応できます。
まとめ
DUO3.0は単語帳としては良いですが、TOEICの単語帳として選ぶなら金のフレーズの方がオススメです。